SSブログ
くりっく365のデメリット安全性
header難聴1-2.jpg 詳細バナー1.png
前の1件 | -

急性低音障害型感音難聴について ② [急性低音障害型感音難聴]

急性低音障害型感音難聴について ②

《 治療と予防 》

治療にはまず薬物療法が行われます。

最もよく使われるのが、利尿剤と副腎皮質ホルモン。

利尿剤は、内耳がリンパ液でむくんだ状態になっているのを緩和する目的で使用します。

副腎皮質ホルモンは非常によく効く薬。

投与期間は通常1~2週間ですから、副作用の心配はあまりありません。

また、ストレスで非常に疲れたり睡眠不足の方には精神安定剤や入眠剤を併用する

場合もある。

薬物治療によって6~7割の人は症状が改善しますが、3~4割の人は同じような症状を

繰り返すようになります。

自分では感じていないストレスを、はっきりさせるためにカウンセリングを受けてもらいます。

あるいは、自律神経を介して症状が出るため、自律訓練法を行うことがあります。

具体的には、乾布摩擦や軽い運動、水泳などで自律神経の働きをよくしようというものです。

それでもうまく治らない時には、病院で自律神経を訓練することがあります。

例えば、手足が暖かいなどのことをイメージして、実際に手足の温度を変えるという

トレーニングをします。

バイオフィードバックという機械を使って、例えば手が暖かいというイメージを作っていると、

皮膚の温度が変わってきます。

それを見ながら自律神経の働きを調整してトレーニングをしていくわけです。

治療によって、早い人では2~3日、たいていは1週間くらいで症状が軽快してきますが、

3~4割の方は症状が繰り返し、1割くらいの方は、繰り返すうちにめまいが起こり、

メニエール病に移行するといわれています。

こうしたことが起きないためにも、なるべく発作を予防することが重要になります。





《 予防法 》

ストレスや疲れが発症の引き金ですから、ストレスを溜めないことが大切。

しかし、現在の社会でストレスが溜まらない環境は難しいでしょう。

やはり睡眠をよくとるとか、ストレスを発散できる方法を見つけるとよいでしょう。

あるいは、軽い運動を続けることも有効。

体を動かすことで自律神経は確実に鍛えられます。

「たまに」運動するのではなく、少しずつ長い間続ける必要があります。





nice!(0) 
前の1件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。